国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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 河川情報伝達システム-放送機関を通した河川情報-

作成年度 1993年度
論文名 河川情報伝達システム-放送機関を通した河川情報-
論文名(和訳)
論文副題 平成5年度(河-21)
発表会 平成5年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成5年度技術研究発表会
発表年月日 1994/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
武井正明
伊藤忠行
桑原誠
抄録
世界有数の自然災害の発生国である我が国では、毎年のように多くの人命、財産が失われており、これら災害に対処するために、国、地方公共団体は、総合的且つ計画的な防災行政の推進に取り組んでいる。河川災害に関しても、治水施設の整備等のハードウェア面の対策のみならず、流域降雨状況、河川水位状況及び管理状況等の情報を住民に的確且つ迅速に提供するなどソフトウェア面の対策についても拡充、強化を図っている状況である。当建設部においても水害の未然防止、被害の軽減及び住民の水防意識の向上を図ることを目的に、放送機関を通した河川情報の提供について検討を進めており、平成4年度には、河川水位状況等を表示したテレビ放送用の画面を作成した。さらに本年度は、放送機関と通した河川情報の提供に関する調査を実施し、より充実した河川情報の提供について検討しているところである。本報文は、河川情報提供の必要性及び河川情報提供画面の提供状況について整理を行うとともに、放送機関を通しての河川情報の伝達に関するこれまでの検討結果を報告するものである。
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