| 作成年度 | 1993年度 |
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| 論文名 | 忠別ダムの砂礫基礎におけるグラウチングの適応性について |
| 論文名（和訳） | |
| 論文副題 | 平成5年度(ダ-20) |
| 発表会 | 平成5年度技術研究発表会 |
| 誌名（No./号数） | 平成5年度技術研究発表会 |
| 発表年月日 | 1994/02/01 |
| 所属研究室／機関名 | 著者名（英名） |
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| 高橋義春 | |
| 春木勝敏 | |
| 仲村学 |
| 抄録 |
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| 近年、我が国では良好なダムサイトが減少しており、今まで一般的に悪条件と言われてきた時点でのダム建設が増加する傾向にある。これにともない砂礫層を基礎とするダムの建設も行われるようになった。そこで砂礫層を基礎とするフィルダムの止水の方法が技術的に重要な課題となる。主な方法として砂礫層をカットオフしコアを着岩させる方法、連続地中壁などの構造物により止水する方法、グラウチングによる浸透流を抑制する方法、土質ブランケットを提体と砂礫層の間に設けることにより浸透路長を長くする方法などがある。重力式コンクリート及びフィルダムの複合ダムである忠別ダムのフィル部も砂礫層を基礎としている。止水方法としては連続地中壁を採用することとした。また、コア敷でのグラウチングによる改良についても検討中である。当ダムでは、基礎となる砂礫層でのグラウチングによる地盤改良効果を確認するため、従来工法であるステージ注入工法と、効果が期待できると考えられている二重管ダブルパッカ-注入工法による比較注入試験を実施中である。今回は現段階までの試験結果について報告する。 |
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