作成年度 | 1993年度 |
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論文名 | 釧路沖地震災害復旧工事における環境保全対策 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成5年度(共-9) |
発表会 | 平成5年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成5年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1994/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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大角賢一 | |
舟山芳隆 | |
岡部啓二 |
抄録 |
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平成5年1月15日20時06分に発生した「平成5年(1993年)釧路沖地震」(最大震度:6釧路)において、釧路川の左岸・右岸堤防が甚大な被災を受けた。被害形状は、堤防縦横断方向の深い亀裂および天端や法面の崩壊・沈下であり、堤防としての機能を全く失ったところも多い。そのため、融雪期以降の二次災害も憂慮され、被災後ただちに緊急復旧工事に着手した。また、同年3月10日より早期完成をめざして本復旧工事を実施している。災害復旧工事箇所は釧路湿原国立公園内であり、また、6月には釧路市においてラムサール条約締約国会儀が開催されるなど、本年は特に湿原への観光客や研究者など多数の人々がおとずれた。そのため、工事にあたっては特に環境の保全に配慮し、動植物の保全対策、地下水対策、水質対策等を講じるとともに環境アドバイザーを配置して常時巡視を行った。このような、環境保全対策を高度に実施した工事は全国的にも殆ど例の無いものであり、その結果、環境への影響を未然に防止しながら工事をすすめることができた。 |
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