| 作成年度 | 1993年度 |
|---|---|
| 論文名 | 釧路沖地震災における本復旧工事報告-基盤処理工法における試験施工について- |
| 論文名（和訳） | |
| 論文副題 | 平成5年度(共-10) |
| 発表会 | 平成5年度技術研究発表会 |
| 誌名（No./号数） | 平成5年度技術研究発表会 |
| 発表年月日 | 1994/02/01 |
| 所属研究室／機関名 | 著者名（英名） |
|---|---|
| 砂田哲広 | |
| 笹浪修弥 | |
| 長堀敦彦 |
| 抄録 |
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| 平成5年1月15日20時06分ごろ、釧路沖において深さ107kmを震源とするマグニチュード7.8の地震が発生した。震度は、釧路で震度6、帯広、広尾、浦河及び八戸で震度5を観測するなど、北海道から東北、関東甲信越地方のほぼ全域で有感となった。この地震により家屋や商工業施設、道路、港湾、河川などの土木施設に大きな被害を生じ、十勝川下流部で堤防が各所で被災し、被災箇所は20箇所、被災延長9，168mに及ぶ大被害となった。特に河口から32kmに位置する統内築堤では多数の縦横断亀裂と堤体土の液状化により天端面で3m程度の陥没と表のりの隆起が生じた。このような被災に対して、統内築堤で陥没などの規模が特に大きい600m区間においてSCP工法を伴う全面切返しによる本復旧工事を行った。本発表は、本施工に先立ち、SCP工法の地盤改良効果及び施工時の留意点を確認するために行った試験施工の結果をまとめるとともに、工事経過についても報告するものである。 |
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