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 北海道南西沖地震による津波災害について(1)-津波遡上高と防波堤による津波低減効果-

作成年度 1993年度
論文名 北海道南西沖地震による津波災害について(1)-津波遡上高と防波堤による津波低減効果-
論文名(和訳)
論文副題 平成5年度(共-13)
発表会 平成5年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成5年度技術研究発表会
発表年月日 1994/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
明田定満
谷野賢二
佐藤仁
抄録
平成5年7月12日22時17分に、奥尻島沖の北緯42°47’東経139°12’深さ34kmの地点で、マグニチュード7.8の北海道南西沖地震が発生した。各地の震度は小樽、寿都、江差、青森県の深浦で震度5を観測し、気象官署の無い奥尻島では震度6と推定されている。日本海地域においては、1983年5月に発生した日本海中部地震から約10年後に発生した大地震であり、北海道南西部の沿岸部は再び津波による被害を被った。特に、奥尻島、渡島半島沿岸域では震源に近かったこと、夜間であったことから被害が集中し、地震に伴い発生した津波により、多くの人命や財産が失われ、また、港湾・漁港施設に多大な被害がもたらされた。本報告では、検潮記録、津波の遡上高、水産関係被害の概要を報告するとともに、防波堤等による津波低減効果について検討を加えたので報告する。
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