国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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 留萌ダムにおける鉄細菌の一考察-鉄細菌利用の可能性について-

作成年度 1993年度
論文名 留萌ダムにおける鉄細菌の一考察-鉄細菌利用の可能性について-
論文名(和訳)
論文副題 平成5年度(共-28)
発表会 平成5年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成5年度技術研究発表会
発表年月日 1994/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
田村順一
浦屋陽一
小森敏弘
抄録
留萌ダムは、洪水調節、流水の正常な機能の維持、留萌市への水道用水の供給を目的としている。ダムが建設されるチバベリ川の河川水は茶褐色に着色されている。河川水の着色はチバベリ川の本川である留萌川や他の支川においても同様であり、留萌川水系全体の特徴であるといえる。チバベリ川の水質は、BOD等に関する環境基準と比較すると、A類型からAA類型に相当するが、COD、リン、鉄、色度に関しては高い値を示している。これまでの調査結果から、河川水の着色に影響する要因として鉄と腐植質が挙げられる。このうち高い濃度を示す表流水中の溶解性鉄が原因の一脈であることが判明した。鉄細菌は水中の2価鉄を3価鉄として細胞内外に沈着するもの、あるいは鉄化合物の移動に関与する全ての細菌類を総称するものである。鉄細菌は、その性質から種類によっては、赤水現象等の利水障害を起こす例もある。しかし、また一方種類によってはその性質を利用し生物学的脱鉄法として利用されている例もある。そこで、鉄細菌を利用し着色原因物質を貯水池に流入させない手段を講ずることが可能ではないかと考えられる。本報告は、留萌ダム流域の水質保全を考える上で鉄細菌について、分布を明らかにするとともに鉄及び色度の低減に鉄細菌が有効利用できるか、その可能性について検討するものである。
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