作成年度 | 1993年度 |
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論文名 | 堀削残土の有効利用に関する現地実証試験について(第2報)-早来町南部水田地区における盛土・栽培試験- |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成5年度(共-32) |
発表会 | 平成5年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成5年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1994/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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谷口清 | |
藤田隆保 | |
平垣貴俊 |
抄録 |
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千歳川放水路は長沼町馬追原野から苫小牧市弁天に至る延長約40kmの放水路で、長沼町、千歳市、早来町、苫小牧市の2市2町を通過し、全延長の約3分の1は現在の水路位置を堀削し、次の3分の1は新たに開削し、残りの3分の1は現在の安平川等の河道を拡幅して建設される千歳川流域の抜本的な治水対策である。千歳川放水路建設により、約1億2千万m3の土砂を堀削することになるが、この堀削残土については、周辺地域で有効に利用されるよう調査検討を行ってきている。なかでも水田地区への盛土の検討においては、盛土後に大規模圃場に復元することで大型機械等による農業の省力化を目指すものである。しかしながら、軟弱地盤への大規模な盛土や盛土後の復田については、ほとんど前例がないため、盛土の安定や作物に必要な有効土層作りに関して、地域からの不安の声が出ている。このような地域住民の不安解消のため平成3年度から早来町南部水田地区と遠浅酪農地区で大規模な実証試験として盛土・栽培試験を行っており、ここでは、南部水田地区での盛土・栽培試験について報告する。 |
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