作成年度 | 1993年度 |
---|---|
論文名 | 高盛土下のカルバートにかかる土圧の軽減を目的とした試験施工 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成5年度(共-33) |
発表会 | 平成5年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成5年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1994/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
---|---|
伊藤久徳 | |
川岸公文 | |
松田泰明 |
抄録 |
---|
本試験箇所は、高規格幹線道路旭川紋別自動車道の奥白滝工区における沢地部の高盛土下に、土被り厚24.5mの水路ボックスカルバートを施工する箇所である。しかし、本工事のように土被り厚が大きくなる場合、カルバートに作用する鉛直土圧はその直上の土被り荷重よりもかなり大きくなるため、設計では鉛直土圧の割増しが必要となる。したがって、カルバートの部材が極めて大きくなり施工費がかさむ実態にある。また、最近の高規格道路の建設に伴って、このような高盛土箇所におけるカルバートの施工が増えている。そこで、カルバートの上部に圧縮性材料としてEPSを設置し、カルバート上部とその周辺の相対沈下差を少なくすることによりカルバートに作用する鉛直土圧を軽減する工法を検討した。この工法は、経済性が高く施工も容易である利点を持つが、施工事例がほとんど無くその設計法も明らかでないため、施工に先立って本工法の土圧軽減効果を知るための模型実験を行った。なお、本工事は現在建設中であるため、本報文では模型実験の結果と試験施工の概要について中間報告するものである。 |
このサイトで提供される情報には、PDFファイルが使われています。PDFファイルをご覧頂くにはAdobeReaderが必要です、「Get AdobeReader」をクリックしてダウンロードしてください。 |