作成年度 | 1993年度 |
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論文名 | 場所打杭の鉛直載荷試験について-長期支持力特性の経過報告- |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成5年度(共-37) |
発表会 | 平成5年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成5年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1994/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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市原健五 | |
福田耕一 | |
日下部祐基 |
抄録 |
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高規格幹線道路「深川・留萌自動車道」の起点から約1kmに位置する深川大橋は、一般国道12号及び石狩川を渡る橋長L=867mの橋梁である。本橋の基礎には、場所打コンクリート杭基礎およびニューマチックケーソン工法による直接基礎が採用されている。起点側橋脚の場所打コンクリート杭基礎は、支持層が深く、またその上層に被圧滞水層が存在するため、摩擦杭の設計になっている。道路橋示方書では、過去の実績を考慮して摩擦杭であっても杭長が杭径の25倍程度以上あることなどの3条件を満足する杭については、支持杭と同一の安全率の適用が認められている。本現場の摩擦杭は、同条件を満足していることから設計には支持杭の安全率を用いた。このような考え方は、平成2年度の道路橋示方書の改訂にともない示されたものであるが、北海道における高規格幹線道路で摩擦杭を採用し、同条件を適用して設計した例はない。ここでは、設計法の妥当性を検討するため、杭の鉛直載荷試験および試験杭に設置した計測器による長期観測を実施したので、その結果について報告する。 |
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