作成年度 | 1993年度 |
---|---|
論文名 | 緑泥石を含むコンクリート用骨材の問題点とその対策について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成5年度(共-40) |
発表会 | 平成5年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成5年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1994/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
---|---|
野呂浩生 | |
梅田勝 | |
佐々木徹 |
抄録 |
---|
滝里ダムの本体コンクリート打設おいて、コンクリート練り上がり時の性状は目標値が得られ良好であったが、RCD用コンクリートのVC値の立上がりが早く、コンクリートの凝結が促進されていると判断された。コンクリート凝結の促進現象は施工性に影響を与えるため、早期凝結現象の原因究明を行うと共に、施工性を改善するための各種試験を行った。その結果、細骨材中に含まれている粘土鉱物の緑泥石がコンクリートの凝結を促進していることが判明した。また細骨材を構成している自然砂と砕砂の割合を変化させることにより細骨材中の緑泥石含有量を減少させることができ、施工性を改善することができた。緑泥石は岩石中に広く一般的に含まれている物質であり、今後同様の現象が他のダムにおいても認められる可能性が高い。そこで滝里ダムにおいて行われた原因究明結果と施工性の改善方法を報告する。 |
このサイトで提供される情報には、PDFファイルが使われています。PDFファイルをご覧頂くにはAdobeReaderが必要です、「Get AdobeReader」をクリックしてダウンロードしてください。 |