作成年度 | 1993年度 |
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論文名 | 凍結防止剤の金属腐食について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成5年度(道-8) |
発表会 | 平成5年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成5年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1994/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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宮本修司 | |
高木秀貴 | |
大沼秀次 |
抄録 |
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凍結防止剤の散布は、スタッドレスタイヤ時代の路面管理手法として最も期待されているものの一つであるが、同時に凍結防止剤の散布は、道路構造物のコンクリートの劣化や鋼構造物の腐食などの問題点も懸念されているところである。特に北海道においては他の地方と比較して鋼製の橋梁が多くなっており、金属腐食の問題は特に重要である。これら金属腐食は塩化物系の凍結防止剤(塩化ナトリウム、塩化カルシウム)に特有の問題点であり、ある種の金属腐食防止剤を混合することによってかなり防止することが知られている。また酢酸系の凍結防止剤(CMA、KAC)については、むしろ金属腐食を防止する効果があり、塩化物に対しては金属腐食防止剤となることも報告されている。本文は、各種凍結防止剤による金属腐食を調査するとともに、塩化物系の凍結防止剤に混合することよって金属腐食を抑制する効果がある各物質や金属腐食防止剤として市販されている物質の金属腐食抑制効果を調査した結果を報告するものである。 |
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