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 冬期路面状況の年変動と気象条件について

作成年度 1993年度
論文名 冬期路面状況の年変動と気象条件について
論文名(和訳)
論文副題 平成5年度(道-10)
発表会 平成5年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成5年度技術研究発表会
発表年月日 1994/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
千葉隆広
加治屋安彦
松沢勝
抄録
道路管理者にとって、全道広範囲にわたる冬期路面状況と気象の実態を知ることは、的確な冬期路面管理を行う上できわめて重要なことである。当研究室においては、これまでに道理情報一斉通話と呼ばれる開発局内の道路情報連絡資料をもとに雪氷路面日数の全道分布図を作成してきた。しかし、全道的にスタッドレス化が進みつつある現状において、以前分析したデータが1982年以前のものであり必ずしも現状とマッチしなくなりつつあり、また92/93冬期に実質的な「スタッドレス元年」を迎えた札幌圏では、「ツルツル路面」と言われるような大変滑りやすい路面が多く出現して、最近のデータを用いたより踏み込んだ冬期路面状況の分析が必要になった。冬期の路面状況は、道内でも地域によりまた年により大きく異なるものであり、気象条件の違いの影響が非常に大きいものと考えられるため、今回は1981年以降の全道各地の冬期路面状況を集計整理し、凍結路面の出現頻度とその年による変動、気象条件との関係などを分析した。本報では、この分析結果について報告する。
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