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 十勝川左岸地区の畑地かんがいについて-畑地かんがい推進モデル圃場報告-

作成年度 1993年度
論文名 十勝川左岸地区の畑地かんがいについて-畑地かんがい推進モデル圃場報告-
論文名(和訳)
論文副題 平成5年度(農-13)
発表会 平成5年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成5年度技術研究発表会
発表年月日 1994/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
木藤真志
中川輝雄
斉藤隆夫
抄録
本地区は、十勝川の中流左岸地帯に位置しており、帯広市、芽室町、清水町、音更町からなっている。地形的には美蔓台地と十勝川に囲まれた沖積地と洪積台地により形成されている。地域の営農状況は、帯広市、芽室町は畑作地帯、清水町、音更町は酪農地帯、畑作地帯として明確に区分されている。地域は、土壌的要因、気象的要因などによる干害や風害などさまざまな被害を農作物に及ぼし、土地生産力を低下させる要因となっている。このため、十勝川上流に建設される屈足ダムを水源とした対象面積6,280haの畑地かんがいが計画されている。近年における農産物需要構造の変化に対応し、地域農業の振興を図るためには遅れている畑地の整備、特に畑地かんがい施設の整備が緊急な課題であり、水利用技術、作物栽培管理技術等の早期修得とその普及拡大を図る必要がある。このため国営かんがい排水事業地区において、基幹かんがい施設の整備の進捗に合わせた末端施設整備の円滑な推進と事業効果の早期発現に資することを目的として、畑地かんがい推進モデル圃場設置で当地域に導入する代表的畑作物の栽培技術、散水能力、多目的利用及び営農労力調査を平成2年度より十勝支庁、芽室町、芽室町農協、帯広開発建設部で実施している。今回の報告は、平成4年度の調査結果を分析し、畑地かんがいの有効性について考察をくわえ、報告するものである。
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