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 有材心土破砕を併用した暗渠排水施工地の土壌の理化学性および排水性

作成年度 1993年度
論文名 有材心土破砕を併用した暗渠排水施工地の土壌の理化学性および排水性
論文名(和訳)
論文副題 平成5年度(農-26)
発表会 平成5年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成5年度技術研究発表会
発表年月日 1994/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
高宮信章
小丹枝勝美
石渡輝夫
抄録
北海道では、水田面積の約80%、畑面積の30%が湿性土壌であり、現在、水田の約50%が畑に転換されている。このため、既存農地の暗渠排水は最も重要な土地改良対策のひとつであり、暗渠の効果を高め、機能低下を抑制することは、既耕地の整備に当たって、重要な課題である。暗渠排水の機能不良の例として、降雨後、暗渠排水の埋設直上部でも、しばらくの間、圃場に水が溜ることがある。このような暗渠排水の不良地での調査によると、これらの暗渠では作土から暗渠管までの埋戻し部に、水みちとなる粗孔隙がほとんど存在しないことが明かとなった。この原因として、1)暗渠の埋戻し上部では暗渠施工作業やその後の営農機械の走行により、埋戻し土が圧縮され、粗孔隙がほとんど存在しないこと、2)埋戻し下部では膨軟な埋戻しがなされ、埋戻し直後には埋戻し土塊間に粗孔隙がかなり存在していたが、水の影響により土塊が崩壊し、粗孔隙が消滅し水はけに寄与しない細孔隙に変化したこと、が考えられた。したがって、埋戻し上部には外力を受けても圧縮されず、粗孔隙量が保持されるものを、埋戻し下部には水に浸っても、構造が保持され、粗孔隙量が確保されるものを使用することが必要である。また、これらのものは、安価で容易に入手できることが暗渠資材として使用するための重要な条件である。このような条件を具備した暗渠を試験施工し、現在までのところ良好な結果を得ているので、その概要を報告する。
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