作成年度 | 1993年度 |
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論文名 | 潜堤被覆材の安定性に関する研究(第2報) |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成5年度(港-17) |
発表会 | 平成5年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成5年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1994/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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菊地聡一 | |
木村克俊 | |
須藤賢哉 |
抄録 |
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近年海岸線の景観への関心が高まり、従来型の水面上に天端がみえる離岸堤を避け、水面下に没している幅広い潜堤形式の人工リーフを建設する事例が増えている。こうした潜堤は、天端水深によっては水産生物の増殖が可能であり、水産協調型の海岸・港湾構造物としての効果も期待されている。潜堤の設計にあたっては、被覆材の波浪に対する安定性の検討が必要である。これまで被覆材の必要重量については種々の算定法が提案されているが、現地への適応性に関しては多くの問題が残されている。本研究は一般的な算定法を確立するための第一歩として、不規則波による水理模型実験を行い、被覆材の安定性にす潜堤の構造条件の影響を把握することを目的としている。昨年度発表した第1報では、被覆材の移動特性に関する基本的な特性を明らかにした。本報告では、被覆材の移動の外力である近傍の流れの基本特性を把握するとともに、これまで実施した安定実験結果を系統的に整理し、潜堤の天端水深と波浪条件を加味した被覆材の所要重量の算定方法を提案する。 |
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