国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

論文・刊行物検索

詳細情報

 奥泉橋下部工事報告について-低発熱型セメントによるひびわれ抑制-

作成年度 1994年度
論文名 奥泉橋下部工事報告について-低発熱型セメントによるひびわれ抑制-
論文名(和訳)
論文副題 平成6年度(共-8)
発表会 平成6年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成6年度技術研究発表会
発表年月日 1995/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
石山賢二
本田秀敏
伊藤久徳
抄録
一般国道450号は、旭川から紋別を結ぶ高規格道路であり、上川~白滝間の北見峠は、トンネルと橋梁の組み合わせの構造物計画となっている。白滝村奥泉橋は、SP=55K729M500~SP=55K806M500に位置し橋長77M000となっており下部は橋脚2基、橋台2基、各橋脚橋台は、鋼管杭(φ=800L=8.0m~28.0m)により支持され、上部は3径間連続桁の構造形式となっている。本橋梁の両側の橋台は、箱式(A-1壁厚80cm、A-2壁厚100cm)の構造で地上約18mの高さとなっている。このため、壁体がフーチング部に拘束されたマスコンクリートであり、セメントの水和反応による温度上昇、及び夏期施工のためコンクリート打設温度が高くなることから、温度応力によるひびわれの発生が懸念され、ひびわれの発生を抑制するため、コンクリートの温度上昇を抑制する低発熱型セメント(NS60)を使用する対策を行った。本報告はマスコンクリートの解析からひびわれ抑制対策の検討と温度計測結果を報告するものである。
本文表示
このサイトで提供される情報には、PDFファイルが使われています。PDFファイルをご覧頂くにはAdobeReaderが必要です、「Get AdobeReader」をクリックしてダウンロードしてください。 AdobeReaderダウンロード
ページの先頭へ

この画面を閉じる

© 2023 Civil Engineering Research Institute for Cold Region, All rights reserved.