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 小規模ミティゲーションのモデル実験に関する研究-ミズバショウを実験例として-

作成年度 1994年度
論文名 小規模ミティゲーションのモデル実験に関する研究-ミズバショウを実験例として-
論文名(和訳)
論文副題 平成6年度(共-11)
発表会 平成6年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成6年度技術研究発表会
発表年月日 1995/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
大角賢一
松村正和
羽山英人
抄録
ミティゲーション(Mitigation)とは「緩和、鎮静」を表現するもので、自然環境においては、開発行為などによる自然の喪失を「緩和、鎮静」させるための対策工法で、湿原地の代替地提供もこれに当たる。近年の環境への指向の高まりの中で、開発行為と同時にミティゲーションを検討することが非常に重要となってきており、各所で検討や実践が進められている。札幌河川事務所でも、石狩川の築堤拡築工事においてやむを得ずミズバショウ群落を一部消失することとなり、このミティゲーションの可能性について、専門家の指導も仰ぎ各種の調査研究を行った。本研究は、石狩川の築堤拡築工事に伴うミズバショウ群落の一部消失を対象とする、小規模ミティゲーションの事例研究と位置づけられ、ミズバショウの生活史、生育特性、生育環境を明らかにするとともに、群落の保全と積極的な拡大形成の可能性について検討することを目的とする。なお、ミズバショウの生活史や生育特性、生育環境の特徴などに関する既存研究は極めて少ない。
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