作成年度 | 1994年度 |
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論文名 | 北海道の酸性降下物について(第2報) |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成6年度(共-12) |
発表会 | 平成6年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成6年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1995/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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谷昭彦 | |
吉井厚志 | |
佐藤徳人 |
抄録 |
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現在、地球環境に関して温暖化、オゾン層破壊といった諸問題を抱えており、こうした問題は今後の地球環境に大きな変化をもたらす恐れがある。その中で生物などへの短期的・直接的な影響、河川は土壌などの自然環境への長期的な影響が現れるものとして酸性雨問題がある。降雨による酸性雨問題は大きく取りざたされているが、北海道などの積雪寒冷地域においては、酸性化した降雪が地面に積雪し長期間留まることや、融雪期に河川や湖沼などの水資源に大量に流出することによる影響が懸念される。酸性雨や酸性雪、そして塵や埃に酸性物質が吸着し降下する現象を含めた酸性降下物について、その実態、メカニズム及び影響を把握することが将来的な環境変化を考える上で重要な役割を果たす。本報告では、酸性降下物の状況を把握するため実際に降下物を採集し、その成分、量、濃度の分析結果から、調査地点の酸性降下物の発生状況、季節変化、さらには地域特性について考察する。 |
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