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 地震による港湾施設の被災が及ぼす経済活動への影響について-平成5年釧路沖地震による経済被害報告-

作成年度 1994年度
論文名 地震による港湾施設の被災が及ぼす経済活動への影響について-平成5年釧路沖地震による経済被害報告-
論文名(和訳)
論文副題 平成6年度(共-15)
発表会 平成6年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成6年度技術研究発表会
発表年月日 1995/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
光成真也
橋詰知喜
佐野透
抄録
平成5年1月15日20時16分、マグニチュード7.8という大規模な地震が釧路沖で発生した。この釧路沖地震により港湾等においては、施設の災害復旧費129億円に達する被災を受けた。特に釧路港では、岸壁および荷役機械等の港湾施設が被災し、港湾等の災害復旧費の9割を占めるに及んだ。こうした中、港湾を利用している企業は、施設の被災や災害復旧工事等によって岸壁や荷役機械などの利用を制限されるため、輸送方法の変更等を余儀なくされる場合があり、企業は通常であれば必要のない費用を負担しなければならない。これら港湾の被害がもたらす経済的被害については、これまでもほとんど実態が把握されていない。本報では、アンケート調査や港湾取扱貨物量などのデータを用いて、釧路市に立地し、釧路港の利用頻度の高い企業が受けた経済的被害についての調査成果を報告するものである。
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