作成年度 | 1994年度 |
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論文名 | 地震により損傷を受けたPC橋の復旧設計-外ケーブル工法によるひび割れ補修- |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成6年度(共-19) |
発表会 | 平成6年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成6年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1995/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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小尾稔 | |
向井義孝 | |
下山幸博 |
抄録 |
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平成5年7月12日午後10時17分、北海道から東北地方をマグニチュード7.8の巨大地震が襲った。この地震により、道南地方では震度Ⅴ~Ⅳを感じ、各地で激甚な被害が発生した。中でも奥尻島は震源域の真上にあり、地震と津波・火災による壊滅的な被害を受けた。幌内2号線はその奥尻島の北西部で現在開削中の、開発道路奥尻島線(幌内道路)の西口に位置する、橋長150mの3径間連続PC有ヒンジラーメン橋で、平成5年6月に完成した。今回の地震では、震源から60kmという至近距離にあったため、橋梁本体や周辺地盤に多くの被害を受けた。致命的な損傷はなかったものの、主桁に発生した曲げによるひび割れは、これまであまり例がなく、損傷診断とその評価、および補修工法の選定が問題となった。検討の結果、エポキシ樹脂注入と外ケーブル工法の併用による補修工事を実施した。外ケーブル工法は、おもに橋梁の補強工事に採用されているが、近年、橋梁の耐久性向上や工事省力化のニーズから、新設橋への採用も増加しつつある。ここでは、損傷診断フローに基づく損傷度の検討結果と、外ケーブル補修工の設計について報告する。 |
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