作成年度 | 1994年度 |
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論文名 | 天塩川河口部のヤマトシジミの生息環境について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成6年度(河-1) |
発表会 | 平成6年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成6年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1995/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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出合寿勇 | |
黒田保孝 | |
中田悌二 |
抄録 |
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パンケ沼を含む天塩川・サロベツ川周辺水域は、道内有数のヤマトシジミ生産地として知られ、その生産額は平成元年から3年までの3ヶ年平均で天塩川・サロベツ川が2,500万円、パンケ沼が1億4,800万円とこの地域の重要な漁業資源として利用されている。汽水性の二枚貝であるヤマトシジミはその繁殖および成長には塩分環境が重要である事が知られるが、これまで当水域はサロベツ原野特有の豊富な生産力と天塩川に流入する海水によって生息に好条件をもたらしてきた。しかしながら、当水域において最も重要なパンケ沼でのヤマトシジミの新規加入群が昭和61年以降減少している事が報告されるなど、ヤマトシジミ資源に変化が見られ、その原因を究明すべく各機関において各種の調査が行われている。そこで、本調査は天塩川本流とサロベツ川のヤマトシジミ魚場現況および生態を調査する事によりパンケ沼と比較する知見として、本水域の将来にわたる有効な改修事業を検討する基礎資料を整える事を目的に実施した。 |
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