国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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 留萌川における生態系調査について

作成年度 1994年度
論文名 留萌川における生態系調査について
論文名(和訳)
論文副題 平成6年度(河-4)
発表会 平成6年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成6年度技術研究発表会
発表年月日 1995/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
富士原真司
村上泰啓
長坂忠孝
抄録
留萌川流域には現在18目51科208種の鳥類、2目3科3種の両生類・爬虫類、26種の魚類が確認されている。河川改修を進める上で、事前に生息する生物の実態をとらえることは今や必要不可欠な調査となっている。それは河川に生息する生物がなにを食べ、どこで休み、そしてどこで繁殖行動を行うかを知ることは護岸の構造をより具体的に決定していく手段のひとつになるからである。留萌川では平成2年度から洪水疎通能力向上のための河道ショートカットを実施しており、平成6年度下流部の大和田、平成8年度上流部の幌糠地区で新河道に通水する予定である。ショートカットにより河道状況は大きく変化し、生息生物の環境も影響を受けないはずはない。大きな変化を迎える留萌川の今後を考える上で生物の事前調査を行う意義は十分にあると考える。ここでは上述した大和田地区と幌糠地区で行った生態系調査について得られた結果と、現在実施されている改修方式について報告するものである。
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