国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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 豊平川新河道計画について

作成年度 1994年度
論文名 豊平川新河道計画について
論文名(和訳)
論文副題 平成6年度(河-6)
発表会 平成6年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成6年度技術研究発表会
発表年月日 1995/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
岡田幸七
山本正毅
石川伸
抄録
豊平川は札幌市南部小漁岳に源を発し、札幌市中心部を南北方向に流下、石狩川に流れ込む河道延長70Km余りの石狩川の一次支川である。河道状況は上流部約50Kmが山間地河道、中心部約10Kmが扇状地河道、下流約10Kmがデルタ地河道と区分される。札幌市中心部にあたる中流部は河床勾配1/500~1/100と急勾配であり、都市部を流下する全国でも有数の急流河川である。豊平川の河川改修は昭和初期の石狩川合流点付け替えに始まり、現在6基の床止め群が設置された計画高水流量2,000m3/s(雁来地点)の現況河道となっている。また、昭和40年頃より豊平川に豊かな緑と広場を求めている声が高くなり昭和46年度より高水敷整備などの環境整備事業が進められ、現在高水敷では例年川まつり、いかだ下り、マラソン大会など各イベントが開かれ、また普段は市民の憩いの場として広く利用されている。春にはサケの稚魚放流などが行われ、市民が自然に親しむ場を提供しており、良好な都市環境を創造している。
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