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 北海道における落石覆道の設計の現状と課題

作成年度 1994年度
論文名 北海道における落石覆道の設計の現状と課題
論文名(和訳)
論文副題 平成6年度(道-23)
発表会 平成6年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成6年度技術研究発表会
発表年月日 1995/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
佐藤京
西弘明
佐藤昌志
抄録
山岳部や海岸部等の地形の急峻な地域を通過している道路網に、防災施設として、落石による人命損失および交通障害等を防止するための落石覆道が建設されている。近年、道路整備は量と伴に質の向上を求められるようになり、防災の面では、より一層災害に強い道路づくりを推進する必要がある。北海道開発局では、平成元年に落石覆工設置箇所緊急点検調書を、平成2年には道路防災工調査設計要領(案)落石覆道編をとりまとめている。現在、全国で設置されている落石覆道は920箇所以上にものぼる。構造形式別の構成割合を比較すると、道外ではPC構造が約50%、RC構造が約20%であるのに対し、道内においてはRC構造が87%と相違がある。これは、覆道設置箇所や予想される落石エネルギーの相違等があると考えられる。本論文は、北海道に設置されている落石覆道の現状を把握することを目的として、上記緊急点検調書および各建設部よりのアンケート結果をもとに、覆道設計の現状と課題についてとりまとめたものである。
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