国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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 排水性舗装の機能回復手法の研究について

作成年度 1994年度
論文名 排水性舗装の機能回復手法の研究について
論文名(和訳)
論文副題 平成6年度(道-29)
発表会 平成6年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成6年度技術研究発表会
発表年月日 1995/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
阿部篤
小笠原章
武田祐輔
抄録
近年、様々な機能を持つ排水性舗装が注目を集め、道内においても施工が増えてきている。しかしその高い空隙率による効果も目詰まり、目つぶれにより比較適早期にその機能が低下する場合もあるという報告がされている。特に北海道のような積雪寒冷地においては、冬期間の清掃等が難しいことなどから、より効果的な機能回復手法の開発は急務である。現在各研究機関において様々な方法が研究されているが、排水性舗装の空隙の形状は複雑であり、高圧水等の機械的な方法のみではその複雑な空隙の内部に付着した泥を清掃することは困難と考えられる。そこで、当研究室では過酸化水素水を路面に散布することにより、空隙の細部にまで過酸化水素水が浸透し、その酸化作用により目詰まり物質の化学的な結合を解いて目詰まり物質を分解し、そのときに発生する酸素の泡により分解した目詰まり物質を舗装表面へと押し上げる作用に着目し、今回現場試験を行った結果を報告するものである。
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