| 作成年度 | 1994年度 |
|---|---|
| 論文名 | 堅密固結性土壌に対する砂質火砕流堆積物の客土効果 |
| 論文名(和訳) | |
| 論文副題 | 平成6年度(農-22) |
| 発表会 | 平成6年度技術研究発表会 |
| 誌名(No./号数) | 平成6年度技術研究発表会 |
| 発表年月日 | 1995/02/01 |
| 所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
|---|---|
| 大矢朋子 | |
| 宍戸信貞 | |
| 山田圏雄 |
| 抄録 |
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| 上川中・南部に分布する細粒褐色森林土、灰色台地土は土性が粘質で容量重が大きいため、耕起砕土が困難である。また保水性が小さく降雨時には泥状になり、乾燥すると固結し堅密化する性質を持つため、作物の塊茎部に悪影響を及ぼす。また土壌表面に形成されるクラスト(土壌土膜)は作物の発芽障害を引き起こす。これらの土壌は堅密固結性土壌と総称される。この土壌は上記のように物理的性状が不良なため、農家からの客土の要望が強い。客土材としては、付近に分布する砂質の火砕流堆積物が考えられており、この客土は北海道農業試験会議で普及奨励事項とされている。国営事業では、重粘土に対する砂客土の基準は定められているが、堅密固結性土壌は粘質ではあるが粘土含量が比較的低く、この重粘土の客土対象には該当しない。そこで、国営畑総パイロット事業しろがね地区において、堅密固結性土壌に対する火砕流堆積物の客土効果の試験圃場を設け、その有効性について上記の普及奨励事項の内容を追試するとともに、微生物性や窒素肥料の動態について新たに検討した。 |
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