作成年度 | 1994年度 |
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論文名 | 直立消波型多円柱防波堤に関する研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成6年度(港-16) |
発表会 | 平成6年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成6年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1995/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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竹田義則 | |
笹島隆彦 |
抄録 |
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近年の防波堤の建設で、直立消波構造物が必要とされている理由には、大水深化により消波ブロック被覆堤の不経済性、高波浪による消波ブロックの大型化(50t以上)や、堤頭処理によるブロック法尻の航路への支障などがその背景にある。しかし、直立消波の代表的構造であるスリットケーソン堤は高波浪化により重量が増して大型化し、クレーン船によるケーソン吊揚げ据付けが不可能となる場合が多くなっている。一方、浮揚据付けでは部材厚から十分な吃水がとりづらく、そのため据付け困難となることから軽量化の検討なども行われ、この様な制作上や施工上の難しさが地方の港湾・漁港での実施上の制約になっていると考えられる。このため高波浪に対応でき、比較的堤体が小型で大型クレーンを必要としない新たな直立消波防波堤の開発が必要となってきている。本研究はこれらの問題に対する一提案として、過去に主に基礎的水理特性などが示されてきた多列円柱による消波機能を利用し、これを大型コンクリート多円柱としてその重量増加と消波機能を期待した直立消波型多円柱防波堤の基本的水理特性と実用性について検討したものである。 |
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