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 網走湖浄化対策としての塩水層対策手法検討-水質浄化対策の有効性とその手法-

作成年度 1996年度
論文名 網走湖浄化対策としての塩水層対策手法検討-水質浄化対策の有効性とその手法-
論文名(和訳)
論文副題 平成8年度(共-4)
発表会 平成8年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成8年度技術研究発表会
発表年月日 1997/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
小西聡
矢部浩規
川端眞樹
抄録
北海道東部、網走国定公園の中央に位置する網走湖は、一級河川網走川の最下流部にあり、面積32k㎡、最大水深16mの湖盆に2億3千万m3の水量を有する汽水湖である。湖とその周辺には豊かな自然が残されており、多様な生態系はシジミ、ワカサギ、シラウオといった水産資源を豊富に生み出し、北海道でも有数の内水面漁場となっている。一方、湖内では藻類の異常増殖に伴って湖面が緑色に染まる、いわゆるアオコ現象が頻発しており、富栄養化の進行が顕著となっている。また、同時に湖下層の無酸素塩水層が表面に突出し、魚介類に被害をもたらす青潮現象も発生するなど、富栄養化とこれに伴う水質汚濁は、網走湖の自然環境と水産資源を脅かしており、緊急な水質改善が望まれている。このような状況の下、本稿は網走湖の富栄養化を解消する手段として、これまでに検討された手法の内、高濃度の栄養塩を蓄積する無酸素塩水層への対策について報告するものである。
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