国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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 植栽用地下支柱の施工事例について

作成年度 1996年度
論文名 植栽用地下支柱の施工事例について
論文名(和訳)
論文副題 平成8年度(共-20)
発表会 平成8年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成8年度技術研究発表会
発表年月日 1997/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
有田政博
岡崎健治
太田広
抄録
滝野すずらん丘陵公園は北海道で唯一の国営公園であり、札幌市を中心とする広域的レクリエーション利用に供するため、昭和53年より整備に着手し、現在計画面積400haのうち130haを供用しているところである。本公園は基本テーマを「自然とのふれあい」とし、公園内を「中心ゾーン」「宿泊ゾーン」「渓流ゾーン」など6つのゾーンに区分して、基本テーマにふさわしい施設整備を行うこととしている。本公園では、平成7~8年度に「中心ゾーン」への入り口に位置する「つどいの森」(3.5ha)の整備を行った。「つどいの森」は、平成8年6月5日に、第7回全国『みどりの愛護』のつどいの会場として使用されるとともに、平成9年4月には一般に供用開始される予定である。「つどいの森」の植栽工事では、完成直後から優れた景観を形成するため、647基の地下支柱による施工を行った。地下支柱は、早期に景観の形成が必要な場合のほか、狭隘箇所に植栽する場合、丸太等の支柱が障害物となり危険な場合、十分な土壌厚を確保できない場合などに有効であり、今後の都市緑化においても重要な工法と考えられる。
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