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 抜根物等の有機質資材等へのリサイクルについて

作成年度 1996年度
論文名 抜根物等の有機質資材等へのリサイクルについて
論文名(和訳)
論文副題 平成8年度(共-30)
発表会 平成8年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成8年度技術研究発表会
発表年月日 1997/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
三木宏修
小杉山賢
吉岡秀男
抄録
農業農村整備事業で実施するパイプライン、農道工事等に伴い発生する抜根物、すき取り物等は、産業廃棄物処理法上では一般廃棄物に該当し、リサイクルができず最終処分をする場合には、一般廃棄物処理場での処理が必要となる。しかし、工事で発生する抜根物等が膨大なため一般廃棄物処理場で受入れられない場合があり、現場内に残置しておけば環境保全上支障となることから不法投棄と判断され罰則が科せられる。抜根物等のリサイクルの方法としては、炭化、破砕(チップ化)して暗渠の被覆物や畜舎の敷わらの代用、堆肥と混合してバーク堆肥化等が検討されているが、今回、国営畑地帯総合土地改良パイロット事業小清水地区の用水路工事から発生した抜根物等を破砕した後、微生物、発酵促進材、水分等の投与を行い、数回の切返しを行うことにより腐食分解を促進し、建設副産物として発生した抜根物等を有機質資材に再生させ、有効利用する処理方法等について試験施工したので報告する。
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