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 尻別川における魚族の越冬環境について

作成年度 1996年度
論文名 尻別川における魚族の越冬環境について
論文名(和訳)
論文副題 平成8年度(河-3)
発表会 平成8年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成8年度技術研究発表会
発表年月日 1997/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
畠秀樹
安藤正幸
船木博康
抄録
北海道の南西部に位置する尻別川は支笏湖に近いフレ岳を源に、蝦夷富士と呼ばれる羊蹄山の裾野を北回りに半周する形で流れ、豪雪地帯であるニセコ山系間を縫いながら日本海に注ぐ幹川流路延長126km、流域面積1,640k㎡の一級河川である。また、一帯には清洌な湧水が多く、全国でも有数の清流河川である。この清流河川の尻別川水系にはサケ、サクラマス、アユやカワヤツメなど11科32種と多くの魚種が確認されている。これらの魚種のうち水産有用種の代表であるサクラマス幼魚について、春から秋にかけての生息環境調査等は多く実施されているが、冬季間についての知見は極めて少ない。そこでサクラマス幼魚を対象に尻別川下流部での生息環境等について周年追跡調査を実施し、季節的にどのような場所で生息しているのか、特に知見の少ない冬季~春季間における越冬環境を調査研究し、今後の魚のすみやすい川づくりのための基礎資料とするものである。
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