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 停滞性水域における水収支観測手法について-H-Q式に替わる手法の検討-

作成年度 1996年度
論文名 停滞性水域における水収支観測手法について-H-Q式に替わる手法の検討-
論文名(和訳)
論文副題 平成8年度(河-14)
発表会 平成8年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成8年度技術研究発表会
発表年月日 1997/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
池田共実
米津仁司
高嶋守仁
抄録
水質の予測するモデルに生態系モデルがある。このモデルを用いて予測を行う場合予測する水域の水収支を正確に把握する必要がある。河川において流量を把握する手法としては、一般に流速計や浮子を用いて流速を観測し、その時の水位の断面積に平均流速を乗じて流量を求める。通常はこのような流量観測を年に12~36回程度おこない、それによって水位と流量の関係式(H-Q式)を作成し、自記水位から流量を求めている。この場合、水位と流量との相関関係があれば流量の推定方法としては有効である。ところが感潮区間や停滞性の水路では水面勾配がほとんどなく、流向も一定でないため水位と流量との関係が複雑となり、水収支をとることは困難である。今回は千歳川流域にあるネシコシ排水池において、生態系モデルでの水質予測を行うために用いた水収支(流量観測)の手法について紹介する。
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