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 天塩川における塩水遡上に関する考察

作成年度 1996年度
論文名 天塩川における塩水遡上に関する考察
論文名(和訳)
論文副題 平成8年度(河-17)
発表会 平成8年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成8年度技術研究発表会
発表年月日 1997/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
吉崎貴博
中田悌二
三浦敦禎
抄録
天塩川下流部は、河床勾配が緩く流速も遅いことから、河口より約25km上流まで塩水が弱混合型で遡上する。また、河口から約12km上流で合流するサロベツ川も、10km上流のパンケ沼周辺まで塩水が遡上し、シジミなど汽水生の生物の生息できる環境となっている。そこで、天塩川、サロベツ川では、現在の塩分環境を維持しながら天塩川下流の浚渫工事を主体とした治水事業、及びサロベツ川の治水計画検討を進める必要がある。これまでにも、天塩川下流における塩水遡上に関する調査検討は八鍬らなどによって行われてきたが、今回は新たに天塩川、サロベツ川及びパンケ沼の塩水遡上に関する非定常準2次元数値シミュレーションモデルを開発し、また、天塩川を現在の計画断面まで改修を進めた場合の塩分環境への影響について、モデルを用いて考察した結果を報告するものである。
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