作成年度 | 1996年度 |
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論文名 | 河川水中生物環境としての多孔質コンクリート |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成8年度(河-21) |
発表会 | 平成8年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成8年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1997/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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渡辺宏 | |
堺孝司 | |
吉田裕敏 |
抄録 |
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コンクリートは社会資本整備には欠くことのできない材料であり、これまで大きな役割を果たしてきたことは疑いのないところである。しかし近年、環境問題に対する意識の高まりの中で、コンクリートにも自然との調和や生態系の保全といった観点が求められる様になり、一つの例として多孔質コンクリート(ポーラスコンクリート)が注目され既に研究が始められている。多孔質コンクリートは、自然水中において,連続した内部空隙に生物膜層が形成されることから、水質浄化機能を高め、また多孔質内部や表面には水生生物や藻類が付着し、新たな生物環境を創造するとされている。本研究は、多孔質コンクリートを河川流水中に沈漬し、付着した生物の種類およびその数の経時変化について調べると共に、それらの結果についての要因分析を行い、自然に優しいコンクリートの可能性を探るものである。 |
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