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 豊平川における河道内樹木に関する検討

作成年度 1996年度
論文名 豊平川における河道内樹木に関する検討
論文名(和訳)
論文副題 平成8年度(河-22)
発表会 平成8年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成8年度技術研究発表会
発表年月日 1997/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
財津知亨
谷瀬敦
岡田幸七
抄録
河道内の樹木は水理的に見ると大きな抵抗となり、流下能力の低下をもたらす。樹木群の繁茂形態によっては河岸・堤防付近に高流速を発生させ、護岸・堤防を傷つけ、一方、繁茂形態によっては河岸・堤防の流速を低減させ、護岸・堤防を保護することもある。また、樹木は環境面から見ると多彩な生態系の保全あるいは良好な河川景観の形成という点で重要な役割を持っている。豊平川は札幌市内を流れる急流河川として知られているが、河岸に樹木(柳が主である)が繁茂しており、治水安全度が確保されていない区間がある。しかし、市街地近くに残された貴重な自然環境としての位置付けもあり,所定の治水安全度を確保しつつ、貴重な樹木群の保全・管理計画を策定することは重要である。本検討では豊平川河道内の「樹木管理計画」を策定するため、現地により樹木の生育特性を調査し、また、数値解析により樹木の水理的影響(流下能力)について検討したので、それを報告する。
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