作成年度 | 1996年度 |
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論文名 | 盛土部における凍上対策(置換深さ)の低減について-現場凍上試験からの提言- |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成8年度(道-13) |
発表会 | 平成8年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成8年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1997/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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田中義光 | |
武田勇光 |
抄録 |
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寒冷地道路の凍上対策工には、一般的に置換工法が採用されるため、高速道路では切土部、盛土部の区別にかかわらずほぼ同等の対策工が実施されている。しかし、高速道路における最近の凍上被害の実態調査から、盛土部の支障箇所は全体の1割に過ぎず、その多くは低盛土箇所又はC-Boxなどの構造物周辺等に見られる事が判った。これから、凍上現象の有無は、地下水の供給条件の違いが大きな要因として関与しているものと考え、地下水位が深い盛土部における凍上対策の置換え深さ軽減について、本格的な調査・研究を実施した。本文は、凍上対策工に関する経済的及び合理的な設計基準を見直しするため基礎資料を得ることを目的に、室内大型凍上試験による調査・研究成果を踏まえ旭川地区及び帯広地区の現場凍上試験ヤードにおいて、置換工法の各種の地下水位条件に応じた凍上量と凍結侵入との関係及び土質条件や初期含水比の違いが凍上量へ及ぼす影響などを現場検証した結果について、その概要を報告するものである。 |
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