作成年度 | 1996年度 |
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論文名 | 幹線道路における冬期道路管理水準の現状分析について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成8年度(道-18) |
発表会 | 平成8年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成8年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1997/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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美馬大樹 | |
高木秀貴 | |
川村浩二 |
抄録 |
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「スパイクタイヤ粉じんの発生の防止に関する法律」の施行により、舗装の磨耗による粉じん問題の改善が図られてきたが、スタッドレス化により冬期路面性状の変化や冬期スリップ事故の急増が社会問題となっている。そのため、スパイクタイヤ使用規制以降の路面管理は、従来まで行われてきた除雪だけではなく、凍結防止剤やすべり止め材などの散布を含めた路面管理の高度化が必要となってきている。したがって、道路管理者としても安全で円滑な冬期道路交通確保のためスタッドレスタイヤの普及を前提とした路面管理の実施手法を確立しなければならない。すべり摩擦係数は路面のすべりやすさや制動停止距離に直結するものであり、例えばフィンランドでは冬期の道路管理水準を測る客観的な指標として、すべり摩擦係数を用いて道路管理の目標値を設定している。本論文は、札幌市内の幹線道路において現状の雪氷路面対策で確保されているすべり摩擦係数および路面状況の変化を把握するとともに、目視による路面分類とすべり摩擦係数の関係を調査し、冬期道路管理基準策定に向けての資料とするものである。 |
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