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 帯広・広尾自動車道 士狩大橋上部工設計について-技術検討委員会報告(第3回)-

作成年度 1996年度
論文名 帯広・広尾自動車道 士狩大橋上部工設計について-技術検討委員会報告(第3回)-
論文名(和訳)
論文副題 平成8年度(橋-5)
発表会 平成8年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成8年度技術研究発表会
発表年月日 1997/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
寺井一弘
竹腰稔
渡邊政義
抄録
士狩大橋は高規格幹線自動車道 帯広・広尾自動車道のうち、一級河川十勝川を渡河する地点に計画された橋梁で、橋長610m、最大支間140mを有する大偏心外ケーブル方式(エクストラドーズド)PC5径間連続箱桁橋である。本形式はPCケーブルを桁高以上に大きく偏心させて効率的なプレストレスを与えることに特徴があり、通常の桁橋に比べ桁高を低くすることが可能となる。また、斜張橋と桁橋との中間的な構造特性を有することから、最大支間が100m~200m程度の橋梁においては経済的にも有利な形式となる。わが国の施工実績では西湘バイパスの小田原港橋を最初とし、士狩大橋のように施工中のものを含めても6橋程しかないが、今後この形式の橋梁が増加していくものと考えられる。大偏心方式の外ケーブルの設計は、わが国唯一の外ケーブル構造の基準となっている「外ケーブル方式PC構造物の設計・施工ガイドライン」の適用範囲外となる。そのため、士狩大橋では、様々な技術的問題点を検討するために技術検討委員会を設置して実施計画を行った。ここでは、第2回委員会までの報告は前回行っているため、今回は第3回委員会で審議された項目についての検討・解析結果について報告する。
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