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 大夕張ダム融雪出水予測システムの開発

作成年度 1996年度
論文名 大夕張ダム融雪出水予測システムの開発
論文名(和訳)
論文副題 平成8年度(農-2)
発表会 平成8年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成8年度技術研究発表会
発表年月日 1997/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
古川英二
鈴木賢
蒔苗英孝
抄録
融雪期を控えた2月末、大夕張ダム流域を対象に積雪調査が行われる。この調査をきっかけに融雪期の貯水管理が始まり、4月上旬から、融雪水を利用しながら貯水位を上昇させ、ダム依存日を予測計算し満水到達を行い貯水位を管理する。その間、包蔵水量や貯水位の動向を見ながら、発電との調整を行っている。満水に近い状態で管理される融雪期中期~終期は、融雪洪水に細心の注意を払いながら貯水位を管理し、特に、洪水調整容量を持たない大夕張ダムでは迅速かつ的確なゲート操作が不可欠である。このため大夕張ダムでは、融雪期の貯水管理を支援するため融雪出水予測システムを構築した。システムは、3ヶ月先までの日流入量を予測し長期的な貯水位管理を支援する「長期流入量予測」、24時間先までの時間流入量を予測し洪水対応を支援する「短期流入量予測」を併用したシステムである。本報告では、融雪出水予測システムの構成、処理メニュー、予測の実証について報告する。
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