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 電話回線を使ったファームポンドの水管理

作成年度 1996年度
論文名 電話回線を使ったファームポンドの水管理
論文名(和訳)
論文副題 平成8年度(農-9)
発表会 平成8年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成8年度技術研究発表会
発表年月日 1997/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
児玉正俊
中村和正
大野隆
抄録
筆者らは、国営かんがい排水事業余市地区の畑かん用ファームポンドにおいて水利用について調査している。これまでの調査から、干天が続くとFPの容量の上限に匹敵する水利用がなされる傾向がみられた。このような水利用があるとFPの管理者は、配水管路の空気連行防止や公平な配水のため、貯留残水量の確認に多大な労力を要する。それゆえFP水位の遠方監視ができれば、より安全で円滑な管理が可能になると推察された。そこで、電話やFAXといった一般的に普及している機器を利用でき、簡単に水位情報を伝達できるシステムを開発し、1996年から試用を開始した。ここでは、このシステムの開発の背景、機能および今年度調査したFPの水利用状況を報告する。
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