作成年度 | 1996年度 |
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論文名 | 追直漁港防風対策施設について-寒冷地の作業環境の向上- |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成8年度(港-7) |
発表会 | 平成8年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成8年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1997/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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関口浩二 | |
中内勲 | |
吉原吉蔵 |
抄録 |
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従来の漁港施設は、港内静穏度を確保し、効率良い荷揚げ、安全な係船を行うことを目的として整備されてきた。しかし、最近は、北海道が積雪寒冷地という厳しい自然環境にあることに加えて、漁業従事者の高齢化が進んでいることがあり、強風による作業環境の悪化から人を保護する施設、すなわち、作業環境の向上を図る防風施設の整備が要望されている。この要望に対する調査を現在進めており、防風施設を整備した上で、従来よりも、①より安全で快適な施設の利用を可能とする、②施設内の作業空間を充分確保することを基本方針としている。本報告では、北海道の追直漁港を例にとり、アンケート調査及び現地風況観測を行い、文献資料を参考に、体感温度(気温と風速との関係から導く指標)に着目し、寒冷地に吹く冬季の季節風が、漁業従事者の作業環境に及ぼす影響を調査した。さらに、防風施設の配置・形状及び風速低減効果について比較検討したので、併せて報告する。 |
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