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 紋別港における氷海展望塔・親水防波堤の建設について

作成年度 1996年度
論文名 紋別港における氷海展望塔・親水防波堤の建設について
論文名(和訳)
論文副題 平成8年度(港-19)
発表会 平成8年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成8年度技術研究発表会
発表年月日 1997/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
佐藤完久
抄録
海中展望塔は、我が国では7か所に建設されているが、本海中展望塔は世界で唯一流氷下の海を観測できる施設で、その規模や海中に配置した窓等は全国でも最大規模のものである。特に流氷をテーマとしたこの施設は氷海展望塔オホーツクタワーと称され、氷海観測や氷海海洋科学技術の実験及びデータの収集が行える設備・システムの整備を行い、併せて観光の振興に役立たせようとするものである。オホーツクタワーは、建設地点が氷海域にあること、鉄筋コンクリート構造により海中部に水密性を確保した空間を構築すること、全体構造を3分割して大型起重機船によりそれぞれ据付地点に据付を合体する施工方法を用いたこと、厳冬期に水密性を要求されるコンクリート構造物を施工すること等、構造的・施工的に多くの課題を克服する必要があったことから、ここでは主にオホーツクタワーの概要と上記課題を克服した施工について報告するものである。
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