作成年度 | 1996年度 |
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論文名 | 高基混成堤のマウンド被覆ブロックの耐波安定性 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成8年度(港-27) |
発表会 | 平成8年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成8年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1997/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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鈴木孝信 | |
木村克俊 | |
明田定満 |
抄録 |
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混成堤は捨石マウンド上に直立部を設けた構造形式で、マウンド天端が高い場合を高基混成堤、低い場合を低基混成堤と呼んでいる。高基混成堤は衝撃砕波力が発生する危険があるため、我が国では低基混成堤が主流となっている。しかしながら、近年の港湾整備においては、高基混成堤が有する「環境との共生機能」や「工事費の低減効果」などの利点が見直されつつある。高基混成堤に関する既往の研究は直立部を対象としており、下迫らは直立部の構造を消波構造とし適切なマウンドを採用することにより、耐波安定性に優れ、越波伝達波の少ない構造となりえることを明らかにしている。しかしながら、高基混成堤を採用するにあたっては、根固めブロックおよび被覆ブロックについても十分な検討が必要となる。そこで本報告は、高基混成堤を対象として、マウンド被覆ブロックに作用する波力特性および安定性を水理模型実験により明らかにしたものである。 |
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