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 沿岸域における河川水の挙動について-平成9年8月洪水時の鵡川沿岸域調査報告-

作成年度 1997年度
論文名 沿岸域における河川水の挙動について-平成9年8月洪水時の鵡川沿岸域調査報告-
論文名(和訳)
論文副題 平成9年度(河-1)
発表会 平成9年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成9年度技術研究発表会
発表年月日 1998/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
柿沼孝治
大塚正登志
安藤正幸
抄録
海洋の約10%に過ぎない沿岸域は、魚類の約50%が生産されていると言われており、海洋生態系にとって非常に重要な場所である。この沿岸域では、河川と海洋の諸要因がバランスして物理環境及び生物環境が形成されている。河川は、沿岸域へさまざまな物質を輸送しており、海底地形を変え、生物に栄養塩を供給し、時には土砂等を拡散し生物にダメージを与えるなどしている。このため、沿岸域の諸環境について検討する場合、河川水の海域における挙動を把握することが重要と考えられるが、今だ十分な研究がされていない。本研究では、平成9年8月洪水直後に鵡川沿岸域で行った河川水拡散調査を中心に、河川と沿岸域に関するいくつかの調査事例を報告する。
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