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 美唄川平成9年8月洪水について

作成年度 1997年度
論文名 美唄川平成9年8月洪水について
論文名(和訳)
論文副題 平成9年度(河-3)
発表会 平成9年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成9年度技術研究発表会
発表年月日 1998/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
鳥谷部寿人
馬場仁志
藤田隆保
抄録
平成9年8月9日夕刻より本格的に降り始めた前線と台風11号から変わった低気圧による降雨により石狩川流域中流部を中心に広範囲にわたる出水があり、美唄川においては計画高水位(美唄水位観測所地点HWL=19.19m)を超える出水となった。近傍の雨量記録および流量観測結果から推定すると、美唄水位観測所地点での流量は、河道計画によって想定された計画流量をかなり下回る流量であったと考えられる。また、計画高水位は石狩川本流の背水の影響を考慮して設定されたものである。こうした状況にもかかわらず、ピーク水位が計画高水位を超えたことは、計画河道断面の堀削が未完成とはいえ、河道内植生の影響など、出水時の河道状態を考慮しなければ説明できないと考えられた。本研究は、水文記録、観測地点周辺の地形・植生データ等をもとに、今回の出水時の流況を再現し、水位上昇の原因を考察したものである。
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