国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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 天塩川における旧川湖沼の有効活用について

作成年度 1997年度
論文名 天塩川における旧川湖沼の有効活用について
論文名(和訳)
論文副題 平成9年度(河-12)
発表会 平成9年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成9年度技術研究発表会
発表年月日 1998/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
石井克英
庄司雄三
時岡真治
抄録
天塩川は、流域面積5,590k㎡、流路延長256Kmの大河で、一級河川では我が国の最北に位置し、流域には人口約10万人、13市町村を擁し、農業を基盤とした生産活動が展開されている。天塩川の周辺には自然短絡や捷水路工事で取り残された旧川が比較的自然環境を保ちながら点在し、運動公園、自然公園、チョウザメの飼育などに活用され、地域の振興に大きく関わっている。平成7年に天塩川21世紀の川づくり懇談会が学識経験者、地方公共団体、各種団体のオピニオン・リーダー等から構成されて開催され、①治水、②利水、③環境、④交流の4つの柱を軸に地域の発展を目指すこととなった。その中で、旧川群は、洪水に対する遊水機能の活用、ヒブナの生息やハクチョウの飛来地としての自然を生かした公園的活用が位置づけされ、整備計画が進められている。一方、家畜や生活排水により水質汚濁が進み、富栄養化現象により藻類の発生や悪臭が発生し、環境の悪化が進んでいるという重大な課題を抱えている。そのため、家畜飼育者、自治体、河川管理者等が協同して水質保全対策を進めつつ、旧川湖沼の有効利用に資するため本研究を行ったものである。
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