作成年度 | 1997年度 |
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論文名 | 苫前ダムのコンクリート品質管理について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成9年度(ダ-14) |
発表会 | 平成9年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成9年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1998/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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村下秀文 | |
渡辺昭夫 | |
砂原勝美 |
抄録 |
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苫前ダムは、国営かんがい排水事業苫前(二期)地区の基幹施設として、苫前郡苫前町に建設する重力式コンクリートダムである。ダム工事は、平成5年度より堤体基礎堀削を開始し、平成7~9年度において堤体コンクリート打設を終え、平成10年度末予定の試験湛水を経て、平成11年春の供用開始を目指し精力的に工事を進めている。堤体コンクリートの打設方法は、経済性、施工性、安全・環境面等から総合的に検討し決定されるが、本ダムの堤体コンクリート打設は、堤体ボリュームが小規模のためコンクリート打設に占める仮設設備費の割合が極めて多くなることから、地元苫前町内のコンクリートプラントから生コンクリートを長距離運搬して打設を行い、コスト縮減を図る計画とした。ダムコンクリートに生コンクリートを使用し、しかも運搬距離が24kmにもおよぶ事例は皆無であり、コンクリートの品質確保が懸念されるため、生コンプラント側とダム地点での厳しい品質管理と施工管理のもとに打設を行った。ここでは、生コンクリート使用の決定に至った検討結果と過去2ヶ年の打設施工における品質管理結果の概要を報告するものである。 |
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