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 豊平峡ダム湖岸の植物の環境状況について

作成年度 1997年度
論文名 豊平峡ダム湖岸の植物の環境状況について
論文名(和訳)
論文副題 平成9年度(共-35)
発表会 平成9年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成9年度技術研究発表会
発表年月日 1998/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
藤田満士
抄録
一般的にダム湖は、運用上貯水位の変動が大きいことから水位低下時には、植生がなくなり裸地化した湖岸が水平な帯となって取りまいている場合が多く、それを緑化することが求められている。これは良好な景観を創造するとともに、湖岸の浸食によるダム湖への土砂流入を抑えることを目的としている。また、ダム湖周辺の生態系への影響も緩和する効果も期待される。しかしダム湖岸は、水没、波浪、浸食を繰り返し受けるなど環境圧が非常に強く、植生の定着には厳しい条件下にあり、特に北海道などの積雪寒冷地においては、湖岸斜面の雪や氷の滑動に伴って、植生や表土が削剥されるという大きな問題がある。本報告では、平成元年から湖岸緑化のための調査・試験が続けられている豊平峡ダムにおいて、在来種であるエゾミソハギとタチヤナギの平成7年と平成8年行われた試験植裁の結果や試験地周辺の環境状況を把握し、今後の湖岸緑化手法確率のための基礎資料とする。
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