作成年度 | 1997年度 |
---|---|
論文名 | 流雪溝閉塞解除機械の開発 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成9年度(機-2) |
発表会 | 平成9年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成9年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1998/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
---|---|
川端優一 | |
太田洋 |
抄録 |
---|
北海道開発局では冬期間の快適な生活空間を創造するため、「ふゆトピア」事業の一環として流雪溝の面的整備を全道各地で展開している。流雪溝は、河川水等による流水の運搬エネルギーを利用して、雪を下流に運び去る除排雪施設であり、これまでに多くの市町村で整備され、利用されている。しかし、流雪溝の利用者が不特定多数で年齢構成も多岐にわたることに加え、設置されている市町村の気象条件も異なるため、流雪溝に対する利用者の要望も様々である。その中の1つに、流雪溝の能力以上の投雪によって流雪溝内部に雪詰まりが発生するという閉塞現象を、迅速かつ容易に解除したいという要望がある。閉塞現象が発生すると、流雪溝の利用ができなくなることに加えて、その解除が遅れた場合には溢水が起こり、地域住民の生活に影響を及ぼす。この閉塞現象は、年に少なくとも数回は発生し、札幌市を中心とした豪雪に見舞われた平成7年度は、数十回にも及んだ流雪溝もあった。また、旭川市では溢水事故も発生し、新聞等に報道されたのは記憶に新しい。そこで、当所では、閉塞現象を解除する流雪溝閉塞解除機械の開発を行ったので報告する。 |
このサイトで提供される情報には、PDFファイルが使われています。PDFファイルをご覧頂くにはAdobeReaderが必要です、「Get AdobeReader」をクリックしてダウンロードしてください。 |