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 野田追橋の災害応急対策について

作成年度 1997年度
論文名 野田追橋の災害応急対策について
論文名(和訳)
論文副題 平成9年度(橋-2)
発表会 平成9年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成9年度技術研究発表会
発表年月日 1998/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
沼田秀昭
高橋康夫
石塚高之
抄録
一般国道5号野田追橋は八雲町の野田追川に架かる昭和28年に建設された橋長84mのコンクリート橋である。本橋は平成9年8月10日、集中豪雨による川増水のため、橋脚が洗掘され約1mの沈下により路面の変状が発生し、全面通行止めとなった。その後実施した載荷試験の結果、各橋脚の保有耐荷力が確認されたことから、現橋の応急対策工事(橋面補修、橋脚補強)を行った。応急対策後の安全性を再度載荷試験によって確認し、8月20日に暫定供用した。その後、安全確保を目的とした橋梁の監視を行い、9月30日には現橋の上流側に仮橋を完成させ、交通を切り替えた。一般国道5号は、函館圏と道央圏を結ぶ人流、物流の大動脈であり、経済界に対する影響は計り知れないことから、昼夜を徹しての復旧作業を行い、予定の14日間を8日間で終了させたものである。本稿では応急対策工事について、載荷試験、対策工法の選定、施工内容、暫定供用後の監視方法等を報告する。
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